妊娠中に弱くなってしまう筋肉とは?産後ピラティスで解決しよう!

Saori

10年以上の理学療法士の経験を生かし、東京・東村山で「ピラティス akana」インストラクターとして活動しているSaoriです!

産後のママ向けにピラティスレッスンをしているのですが、レッスンの中で妊娠中に弱くなってしまう筋肉の話をさせていただいております。

今回は、妊娠中に弱くなってしまうからこそ、産後のピラティスでしっかりと鍛えたい筋肉についてお話しします。

骨盤底筋群

こちらは有名なので、皆さんよく知っているかと思います。

骨盤底筋群とは、その名前の通り、骨盤の下(底)に筋肉群の総称です。妊娠中に大きくなる子宮を支える筋肉です。

妊娠、出産を経た身体は姿勢の変化や赤ちゃんの重さで筋肉が伸びてしまうのです。

インナーユニット

骨盤底筋群だけでなく、他のインナーユニットにも変化があります。

インナーユニットとは、内臓や骨盤をコルセットのように覆っている4つのインナーマッスルをまとめた呼び方です。

  1. 腹横筋が身体の前を覆う
  2. 多裂筋が後ろから脊柱を支える
  3. 骨盤底筋群が下から支える
  4. 横隔膜が上から蓋をするように位置

妊娠中は、赤ちゃんの成長により、これらのインナーユニットが使いにくくなります。

妊娠中にしっかりと使えずに弱ってしまったインナーユニットを、産後にバランス良く使ってあげることが大事です。

産後ピラティスならインナーユニットをバランス良く鍛えられる!

インナーユニットを鍛えると言っても、なかなか自分一人では、バランスよく鍛えて整えていくのは難しいですよね。

でも、妊娠中に弱くなったインナーユニットをそのまま放っておくと、姿勢、痛み、怪我、疲労まで様々な影響が出てしまいます。

出産したママはいつまでも産後。今からでも遅くはありません!

小さな子どもから、産後のお母さんたち、高齢者の方々まで、幅広く挑戦できるピラティスで、インナーユニットを鍛えて、心身ともに元気な子育てを目指しましょう!