理学療法士・ピラティスインストラクターが伝える『良い姿勢』とは具体的にどんな姿勢?

Saori

10年以上の理学療法士の経験を生かし、東京・東村山で「ピラティス akana」インストラクターとして活動しているSaoriです!

今回は、理学療法士・ピラティスインストラクターとして活動している私が、レッスンで皆様にお伝えしている「良い姿勢」について。

「良い姿勢」ってよく聞くけど、具体的にどんな姿勢が「良い姿勢」なの?という疑問にお答えします。

ニュートラルポジション:背骨がS字カーブ

ピラティスでは、「良い姿勢」のことを『背骨がS字になっているニュートラルポジション』といいます。

耳(耳垂)
 ↓
肩(肩峰)
 ↓
外腿の出っ張り(大転子)
 ↓
膝のお皿の後ろ(膝蓋骨後面)
 ↓
外くるぶしの前(外果の前方)

↑この流れが、一直線にある状態のことです。

あなたの姿勢は大丈夫?よくある3つの不良姿勢

理想的なS字カーブに対して、

  • 後弯-前傾
  • フラットバック
  • スウェイバック

こんな良くある不良姿勢になってしまっていませんか?

ちなみにこの3つは一例であって、どれにも当てはまらないという人もいます。

画像は横からみた姿勢ですが、前後から見た時の不良姿勢もあったり、捻れがあったり
いろいろ。

姿勢はその人の生活を表しています。今のあなたの生活状態を知るためにも、自分の現状の姿勢を知ることが大切です。

その上で、できるだけ『良い姿勢』に近づけることで、身体にいいこといっぱいです‼︎

あなたはどのタイプです?ちなみに私は自分でスウェイバックだと思っています。コアが抜けやすいのです(汗)

良い姿勢を定着させるためのピラティス

現代人のほとんどが、一度は、猫背や反り腰などの悪姿勢に悩んだ経験があるのではないでしょうか?

子どもでも、姿勢の歪みに悩んでいる子が多いのだから、長年の癖が蓄積された大人にとって姿勢改善は大きな課題。

それでも真剣に姿勢改善に取り組んで、美しい姿勢を取り戻したいなら、ピラティスという選択肢があります。

小さな子どもから、産後のお母さんたち、高齢者の方々まで、幅広く挑戦できるピラティスで、適度な運動習慣をつけながら、良い姿勢を手に入れましょう!