ピラティスの効果を高めるために「呼吸が大事!」とよく言われています。
でも “なぜ” 呼吸が大事なのか? その理由を5つあげてご紹介したいと思います。
- 身体を動かすために必要
- 集中力・活気の向上
- コアを安定させる
- 自律神経を整える
- 疲れにくい身体に
身体を動かすために必要
呼吸をすることで体内に取り入れた酸素は、筋肉でエネルギーを作り出します。
身体をしっかりと動かすためには、酸素が必要不可欠なのです。
集中力・活気の向上
呼吸で取り入れた酸素は脳にも届けられ、細胞内でエネルギーを作り出し、脳内活動を活性化させます。
神経伝達物質を促進することで、集中力の向上に役立ちます。
コアを安定させる
コア(体幹)である腹横筋・横隔膜は、「呼吸筋」とも呼ばれています。この筋肉を鍛えることで姿勢が良くなり、呼吸にも良い影響を与えてくれます。
コア(体幹)を安定させることで、身体をよりコントロールしやすい状態にすることができます。
自律神経を整える
呼吸を上手くコントロールすることで、交感神経(緊張状態)と副交感神経(リラックス状態)のバランスが整い、心身ともに不調の改善が期待できます。
横隔膜を動かすことで、自律神経に良い影響を与えることができるのです。
疲れにくい身体に
呼吸を意識することで肺活量が増え、酸素を多く取り入れられるようになり、結果的に疲れにくい身体を手に入れることができます!
ピラティス × 呼吸で心身ともに健康に!
呼吸をすることって、本当にいいことがたくさん!
でも、呼吸するって当たり前のことすぎて、なかなか意識的にできず、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなってしまっている人がたくさんいるのです。
日々忙しい生活の中で、浅くなりがちな呼吸を改善するのに役立つのがピラティス。
小さな子どもから、産後のお母さんたち、高齢者の方々まで、幅広く挑戦できるピラティスで、適度な運動習慣をつけながら、呼吸を意識して心身ともに健康になりましょう!
10年以上の理学療法士の経験を生かし、東京・東村山で「ピラティス akana」インストラクターとして活動しているSaoriです!